PythonでGUIアプリ(1)
以前、Pythonでプラグラミングを行いましたが、それはコンソールで操作するものでした。ただそれでは味気ないし、普通のアプリではグラフィカルなボタンとかが実装されているものが圧倒的に多いはずです。
実はPythonでもそのようなGUIアプリが作れますのでここで紹介していきたいと思います。通常のPythonではGUIアプリは作れませんので、ライブラリの力を借ります。
PythonのGUIアプリのライブラリはTKinterが有名ですが、私にはハードルが高いのでPySimpleGUIを使おうと思っていましたが、有料化してしまったとのこと。残念・・・と思いきや救世主が現れました!
https://note.com/kujirahand/n/n33a2df3aa3e5
PySimpleGUIとほぼ変わらない形で実装できますのでこのTkEasyGUIを使用させていただきます。まずLinux標準のPythonでもいいのですが、ここはanacondaを導入していきます。導入方法は以下を参考に仮想環境の作成(仮想環境名:GUI)まで行っています。
https://www.python.jp/install/anaconda/unix/install.html
次にTkEasyGUIをインストールします。なぜかconda install tkeasyguiでインストールできなかったのでpipでインストールしました。
conda activate GUI #GUI環境の有効化
pip install TkEasyGUI
ちなみにGUI環境を有効化するとコマンドの先頭に(GUI)と出ます。
最初にごくごくかんたんなGUIアプリを作ります。
import TkEasyGUI as tg #TkEasyGUIをインポート
tg.popup('GUIアプリ')
これを実行すると、以下のポップアップが現れます。