Pythonでプログラミング(5)
前回のスクリプトでは一度プログラムを実行すると、BMIの判定は1回のみで、再度実行するにはスクリプトを何回も実行しなくてはなりません。それくらい面倒くさがらず・・・という考え方もわからなくはありませんが、ここは5回実行するスクリプトに組み立てなおします。
そこで、for文の登場です。これもほぼすべてのプログラミング言語に備わっています。前回のbmi.pyを以下のように書き直します。
for i in range(5):
height = input("身長を入力ください(単位:m)==>")
weight = input("体重を入力ください(単位:kg)==>")
height=float(height)
weight=float(weight)
bmi=weight/(height*height)
print("あなたのBMI:"+str(bmi))
if bmi < 18.5:
print("判定:低体重")
elif bmi >= 18.5 and bmi< 25:
print("判定:標準体重")
elif bmi >= 25:
print("判定:肥満")
Pythonのfor文は少し変わっていて、上記の例の場合range(5)の部分は5の間だけ変数iに代入してfor内を繰り返すという意味で、最後に:をつけます。また、for文内はインデントして書くだけで明示的に終わりを示すものはありません。インデントがなくなればfor内の処理は終わりです。
これを実行すると確かに5回bmiの計算を繰り返してくれます。