Pythonでプログラミング(2)
では少しづつ、プログラミングらしいことをしていきます。まずは変数の取り扱いから。Pythonは動的型付け言語であり、明確に変数の宣言や変数の型(数値・文字列等)の宣言をしなくても使えます。変数名はPythonに限らず、ほとんどのプログラミング言語と変わらないルールです。
基本的には大文字・小文字を区別、記号は_(アンダーバー)のみ許容、数字は使用可能だが、変数の1文字目に数字やアンダーバーは使えない等々。
では、変数「hensu」を使っていきましょう。hensuに文字列「変数」を代入します。文字列を代入するときはダブルクォーテーションかシングルクォーテーションで囲みます。
hensu="変数"
print(hensu)
これをsample2.pyとして保存し実行します。
python3 sample2.py
すると、ただ「変数」と表示されるはずです。これだけだと無味乾燥なので前後に文字を付け足します。文字列や変数の連結には+を使用します。ということでsample2.pyを以下のように変更して保存します。
hensu="変数"
print("変数の中身は"+hensu+"です")
これで再度実行すれば今度は「変数の中身は変数です」と表示されます。