Pythonでプログラミング(1)
Pythonはプログラミング初心者でもわかりやすい文法で、AIや機械学習、数値計算などでよく使われるプログラミング言語です。その利用方法は多岐にわたり、WEBアプリ、デスクトップアプリなどなどほぼすべてのライブラリが用意されていて人気があります。
まずは簡単にPythonの使用方法から。Pythonの環境構築は他のサイトを見ていただくこととして、PythonでHello Worldを出力するコマンドを確認します。なお、LinuxではPython3.Xが初期インストール済みなので、
python3
とコマンドを打つと、以下のようになります。
初期導入でPython 3.10.12がインストールされているのがわかります。Hello Worldを出力するには>>>のあとに
print ("Hello World")
と一行だけ打てばOKです。ちなみにPythonのプロンプトから抜けたいときは、[Ctrl]+[z]でぬけられます。
通常は、Pythonのファイルを作ってから実行するのがほとんどでしょうから、何でもいいですがエディタを使用します。今はVS Codeとか使っている方が多いのではないでしょうか。このVS Codeの環境構築も他のサイトに譲るとします。
ここではそこまで複雑なプログラミングをするわけではないので、Notepadqq(=Linuxで使えるNotepad++のようなもの)を使います。導入には
sudo apt update
sudo apt-get upgrade
sudo apt install -y notepadqq
でインストール可能です。もちろん普通のメモ帳でもかまいません。
Windows使用の方はNotepad++というエディタがあるのでそちらを使用してみてはいかがでしょうか?どちらにしてもそれらのエディタで、
print("Hello,World!")
という一文を書いて、sample.pyなどの名前で保存します。そして、コマンドで
python3 <フルパス>sample.py
を実行するとめでたく「Hello,World!」と表示されるはずです。