シェルスクリプトでディスク消去(2)

タイトル表示までできたところで、次に消去対象機のハードウェア情報を表示していきます。ハードウェア情報は以前にこのブログでも紹介していますが、[dmidecode]コマンドとsed,awkなどをおりまぜて表示させます。

#システム情報表示
manu=`dmidecode -t system | grep Manufacturer | sed 's/^[[:blank:]]*//'`
prod=`dmidecode -t system | grep Product | sed 's/^[[:blank:]]*//'`
serial=`dmidecode -t system | grep Serial | sed 's/^[[:blank:]]*//'`
cpu=`dmidecode -t processor | grep Version | awk -F'[:]' '{ print $2}'`
dimm=`dmidecode -t memory | grep Size | sed 's/^[[:blank:]]*//'`

この変数に入れたものをwhiptailで表示させようと思います。なお、whiptailのmsgbox内での改行は改行コード[\n]で実装できます。コードは以下のようになります。

whiptail --ok-button "了解" --msgbox "ハードウェア情報\n\n${manu}\n${prod}\n${serial}\nCPU:${cpu}\nDIMM:\n${dimm}" 20 80

消去対象のHDD情報も表示させます。これも以前にブログで取り上げた内容です。[smartmontools]は予めインストールしておいてください。

smart=`smartctl -a /dev/sda | sed -n '4,12p'`

[ sed -n '4,12p' ]は出力結果のうち、4行目から12行目までを切り出すという意味です。これもwhiptailで表示させましょう。

whiptail --ok-button "OK" --msgbox "Harddisk Information\n\n${smart}" 20 70

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